■■ 日本人学生の声 ■■

メルボルン大学スタディー・アブロード体験談
堀内美穂様
「メルボルン大学 英語教授法 修士課程」 NEW!
留学期間:2008年2月~2009年6月
 

Currently, I am doing Master of T.E.S.O.L. (Teaching English to Speakers of Other Languages) at the University of Melbourne. The course is 1.5 years in length (from February 2008 until June 2009) and I am taking my last semester now.

Application
I applied to the University of Melbourne through the Melbourne Education Centre with the great assistance of Ms. Yamashita. At the time I was applying for the University of Melbourne, I had lots of questions about the requirements of the course such as whether my working experiences met the requirements of the course. Ms. Yamashita helped me a lot by forwarding my questions directly to the staff who were in charge of the department and thanks to her help, I had quick responses and clarified lots of questions.

Study (Course Work)
I have been quite satisfied with the course as I feel I have grown up through the education I have received at the University of Melbourne. Master of T.E.S.O.L. at the University of Melbourne is a well-balanced course which combines theoretical approach and practical approach. As a course work student, we have to do a lot of reading and write a lot of essays based on the reading. But it is true that the more we prepare for the class, the more we can actively participate in the class.

During the class, we have had a lot of animated discussion on such as how to construct a writing class based on communicative language teaching with teachers from different countries. At first, I could not participate well in the discussion but with the help of teachers and friends, I think I have changed to be able to more actively participate in and enjoy the class! I believe it is one of the biggest advantages for students who study in University of Melbourne to have lots of opportunities to become friends with people from various countries!

As I did not take any pre-sessional courses before the commencement of the course, I took some in-sessional EAP courses to support and improve my English skills after I started my course. There are some academic courses available in “Academic Skills Unit”, which could help you develop academic skills such as academic writing, presentation skills. Some courses are free and others are offered at cheaper prices.

Outside the classroom, I have visited two schools in Melbourne (one private secondary school and one English language school) as a professional practice and it was a great experience to know the educational culture in Australia and interact with students and teachers there! I really recommend Master of T.E.S.O.L. offered by the University of Melbourne!

Life in Melbourne
Surprisingly, there are not so many Japanese people studying at the University of Melbourne. But there are lots of Asian people, groceries and restaurants in Melbourne so you never feel lonely at all! As for me, I cooked Japanese food almost everyday and brought lunch to the university. There are lots of nice restaurants in the city worth trying (the city is located about 5-10minutes from the University of Melbourne by tram).

The transportation is mainly trams, trains and buses in Melbourne. I take trams and trains to go to the university. Although we are students, unfortunately we are not eligible for concession (discounted tickets), so if we buy a monthly ticket and live in the area within around 1hour from the city, it costs us around 109dollars per month. One of important things we have to bear in mind on travelling is that we should make sure to validate the ticket because my friend got into trouble when he did not validate the ticket on the tram and was fined more than 150dollars!!

In my free time, I tried to have some teaching experiences and to practice English skills. One of the things I am doing here is a volunteer activity at an international school of Japanese as an assistant teacher. Also, I am occasionally joining a language exchange (English-Japanese) program as a student at a Japanese language school in Melbourne where we practice conversation in English for one hour and Japanese for one hour. Some of my friends got part-time jobs here, but I think it is better not have any jobs in your first semester because you will need some time to adapt yourself to the new way of life. The information on these activities is available on the website called “Dengonnet”, which contains lots of useful information for Japanese people who live in Melbourne.

Accommodation
During the first and second semesters, I have lived in College Square which is located within walking distance to the University of Melbourne, and during the last semester, I shared the unit with two housemates from Korea and China. If you share the accommodation with someone, it costs you around 500-800 dollars per month depending on where you live. From my experience, I would strongly recommend experiencing house/room share with friends from other countries as it will give you lots of chances to practice speaking English and to experience different cultures! The information on available accommodation can be obtained through the University website or “Dengonnet”. The information is also available from the notices put on the bulletin boards in the University of Melbourne.

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メルボルン大学スタディー・アブロード体験談
松村 奈味様
「社会人の大学院留学」 NEW!
Master of Applied Linguistics (TESOL)
(Coursework + Minor Thesis)
留学期間:2008年1月~2009年2月
 

社会に出てから留学を決意することはとても勇気のいることですが、職務経験を生かして、より専門的な勉強ができるのでとても有意義だと思います。私は自分の経験から社会人の大学院留学という点で感想をまとめてみました。私の専攻は応用言語学でしたが、専門分野の違う方にとっても参考になれば幸いです。

1.留学前
大学院留学のきっかけと目標
学生時代に英文科で言語学を勉強しアメリカの大学へ交換留学経験もあったため、英語に関係のある仕事がしたいと思い、新卒採用で英語テストの実施運営の仕事に就き4年半勤務しました。在職中は国内外の関連学会で米国本部の開発スタッフや大学の先生たちと接触する機会が多かったので、次第に運営ではなく学術的な調査研究の仕事をしたいと考えるようになりました。その会社では本格的な研究開発の部署がなかったので、一大決心をして留学の3か月前に退職しました。在職中からメルボルン大学がその分野で有名であることを知っていたので、迷わずメルボルン大学の応用言語学(Applied Linguistics)の修士課程を選び、英語教育やテストに関する専門的な仕事をするための具体的な知識やスキルを身につけたいと思いました。留学後の仕事のあてはなかったですが、同じ分野で研究職に就きたいと考えていました。

出願
出願書類の締め切りの時はまだ在職中でしたので、仕事をしながら推薦状や成績証明書などの必要書類をそろえたり、IELTS受験をしたりなど、忙しい時もありました。しかし殆どの書類はインターネットやメールなどで取り寄せが可能ですし、出願書類はMECからまとめて送っていただき、無事に届いたかどうかのフォローもしてくださったので、働きながらでも問題なく準備できました。IELTSは週末などに公式教材を使って集中して勉強して備えました。

2.留学中
履修科目選択
私の場合は、今後博士課程に進む可能性も視野に入れていたのと、周囲のアドバイスから、Minor Thesis(10,000語ほどの修士論文、2科目に換算される)は絶対に書こうと考えていました。すると必要科目数の8科目のうち、おのずと2科目は決まりました。残り6科目のうち4つを第1セメスターで履修し、第2セメスターは2科目とMinor Thesisでした。詳しい科目名は割愛しますが、第1セメスターに基礎的な科目(Research Method, Quantitative Method)を履修したおかげで、次のセメスターではMinor Thesisや応用的な科目に対応することができて効率が良かったです。ご都合によっては第2セメスターから留学を開始する方もいらっしゃると思いますが、第1セメスターから始めることを想定してカリキュラムが組まれているような気がするので、第1セメスターから始めるほうがスムーズかもしれません。

Minor Thesis(修士論文)
この論文は私のメルボルン大学・大学院留学のハイライトと言えます。この論文を書くか書かないは任意ですが、私は書いて本当によかったと思っています。論文を書くことにした理由は、①社会人経験である程度専門分野の知識があったので、より高度なことに挑戦したいと思ったことと、②1年の留学の集大成が形になって残ることによって将来のチャンスが広がると思ったから、です。論文が出来上がれば、それを改編して学術誌に載せて、留学後の就職の際にも業績としてアピールできると思います。また、将来博士課程に進むという選択肢もできると思います。論文を書くのは簡単なことではなかったですが、大学院の先生たちはみんな協力的なので卒業後に専門的な分野に進みたいと思っている方にはぜひチャレンジすると良いと思います。

その他の授業
よく言われるように、海外の大学院は毎回の課題が非常に多いです。重要なのは、効率よく勉強することだと思いました。具体的には、社会人の仕事にも通じる以下の3点だと思います。
1.整理整頓
授業の資料がどんどん増えるのできちんとファイリングしないと頭の中が混乱します。
2.リソースをフル活用する
学校のLMS(Learning Management System)という全学生が使えるインターネットのツールで授業に必要な資料や図書館の本の検索や学術誌のダウンロードなどができるのでとても便利です。使い方はオリエンテーションの週に説明会があるのでそこで教えてもらえますし、適当に触っていても覚えることができます。
3. コミュニケーションをとる
先生たちとも日ごろからコミュニケーションをとって、早く名前と顔を覚えてもらうと何かの時には親身に相談に乗ってくれて助かります。また、授業ではよく2~3人のグループワークの課題が課されます。仲間と集まる時間が取れなかったり、意見が食い違うこともありますが、チームワークやリーダーシップという社会人にとっても必要なことを経験できる良い機会ですので、上手にコミュニケーションをとって前向きに取り組むといいと思います。

英語力
以前に留学経験があったことと仕事で英語を頻繁に使っていたので、留学中も特別な不自由はありませんでしたが、オーストラリアのアクセントになれるまで少し時間がかかりました。(でも大学ではアクセントの強い先生や学生はあまりいませんでした。)留学前にオーストラリアのラジオのインターネット放送などを聞いておけば耳を慣らせておくことができて良かったのかもしれないと思いました。また、会社を辞めてから留学するまでの3か月を利用して、アカデミック・ライティングなどを復習しておいたのがレポートや論文を書く上で役立ちました。

その他生活面一般
メルボルン大学周辺及びメルボルンの都心部は便利で暮らしやすいところです。治安もそんなに悪くはありませんが、やはり十分に用心したほうが良いです。具体的には、夜の一人歩きです。大学院の授業は、社会人の学生も授業に間に合うように夕方から始まる場合がほとんどなので、授業が終わる時間は夜です。夏は日が長いので良いですが、冬になると真っ暗なので、なるべく夜道を長時間歩かなくてもよい所に住むことをお勧めします。
休暇の過ごし方は人それぞれだと思いますが、メルボルンではどんな人でも自分に合った楽しみ方が見つかると思います。私の場合は料理とピクニックと美術館に行くのが好きなので、あまり遠出しなくても楽しめました。料理はマーケットやデパートの地下の食料品売り場で美味しい食材を買って料理するのが楽しかったです。マーケットはQueen Victoria Marketは大学に近く有名ですが、私は落ち着いた雰囲気のPrahran Market(シティーより電車で10分ほど)のほうが好きでした。ピクニックはシティ周辺のガーデンに食べ物や飲み物を持って行ってきれいな芝生の上でゆっくり過ごせます。美術館はシティーのNational Gallery of Victoriaで平日に夜のイベントをやっていて、入場料が安くなったり展示にちなんだ音楽やバーやレストランのサービスがあったりなど、大人が楽しめる良い企画だと思いました。オーストラリアというと全体的にアウトドアなイメージがありますが、メルボルンはスポーツをする以外でも楽しめることがたくさんあるので、あまりスポーツをするのが得意ではない私には合っていたと思います。

3.留学後
Minor Thesisを書き終えて間もなくして帰国し、幸運にもすぐに希望の分野での仕事が決まりました。専門分野を勉強してより専門的な仕事をしたい、という当初の留学の目的は無事に果たされて、私のメルボルン大学・大学院留学は200%満足のいくものでした。特にMinor Thesisを書くことによって実績ができた点と、お世話になった先生方や仲間とのネットワークができたことは、今後の仕事をする上でもとても役立つと思います。
社会人経験を経た大学院留学を振り返ると、留学をする前に考えておくべきことは以下の2点だと思います。
① 留学後の計画をしっかり立てること。
キャリアアップのための留学ならば、留学後にやはり関連の仕事ができないともったいないと思います。私は運よく関連の仕事が見つかりましたが、できれば休職制度などを利用して同じ会社に戻るほうが留学後の仕事が保障されていて安心して勉強に打ち込めるかもしれないと思いました。
② 留学の目的を、自信を持って答えられること。
  1年はあっという間に過ぎるので留学前に具体的な研究テーマが決まっていないと寄り道・回り道をしてしまうかもしれません。自分の中で留学前にしっかり軸を定めておくと、効率よく勉強できます。

以上、社会人の大学院留学という視点で感想を綴ってみましたが、本当に1年は短かったとしみじみ感じます。でもその分充実した内容の濃い時間を過ごせて良かったと思います。2年前の私と同じように、会社で働きながら大学院留学を検討している方がいらっしゃったら、ぜひ実現させてほしいと思います。職務経験があるからこそ得られるものが多いのが社会人留学だと思います。
最後に、MECのみなさん、メルボルン大学のスタッフ、そしてクラスメイト、論文の調査に協力してくださった日本人留学生のみなさん、そして家族や友達、私の留学生活を応援して協力しくださってありがとうございました。この場をお借りして心からお礼申し上げます。

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メルボルン大学スタディー・アブロード体験談
O・M様
「留学体験記」

<自己紹介>
● 性別:男
● 年齢:留学開始時は23歳
● 期間:約1年1か月
● 留学先:1)ホーソン英語学校(IAPコース、一般英語・アドバンスコース)
        2)メルボルン大学大学院 Master of Applied Linguistics (coursework)
● バックグラウンド:
  ・日本の4年制大学(英文学科)を卒業後、半年のフリーター生活を経て渡豪。
  ・留学の目的は、1)英会話能力の向上、2)異文化体験はもちろんのこと、
             3)もっと言語学を学び、学位を取りたいという気持ちから。
  ・この留学が初めての海外になる(それ以前は海外旅行にも行ったことがない)
2007年3月-大学卒業
〃 4月-アルバイト生活をする中、MECと出会う
〃 8月-IELTSが基準を超える
〃 11月-渡豪、すぐにホーソン英語学校入学(IAPコース)
〃 1月-ホーソン英語学校(一般英語コース)
2008年2月-ホーソン英語学校卒業
       メルボルン大学入学
  〃 12月-メルボルン大学卒業、帰国
<ホーソン英語学校>
僕はホーソン英語学校に11週間通い、Intensive Academic Preparationコース (IAP) と、General English, advance コース (GE) の2つのコースを受講しました。2つのコースを経験したことに加え、将来英語の先生になりたいと考えているため、そして誤解を恐れずいうと、応用言語学を学んだため、他の人に比べ、やや客観的・分析的に語ることをご理解ください。
IAPは、AUSの大学・大学院進学予定者のために(僕のクラスは大学院進学予定者が多かった)、大学・大学院レベルの技術と知識を身につけることが目的です。授業内容はアカデミックですし、必然的に生徒の年齢も高くなるため(僕のクラスは大学院進学予定者が多く、生徒の年齢も25~6歳前後が多かったです)、GEと比べ、「大人」な雰囲気でした。
しかし、だからといって、真面目でお堅いというわけではありません。時に授業にゲーム的要素を盛り込むこともありますし、クラスメートの誕生日を祝ったりしたこともありました。ただ、普段の会話の内容が、現実的なものについて話すこともしばしばあります。自分の専攻や大学について、大学進学を控えているのでホーソン卒業後もメルボルンに滞在するわけですから、住む家についてなど。しかし、そのおかげか、生徒の絆は強くなるようで、メルボルン大学進学後も、クラスメートで何度か集まりました。
一方GEは、授業を通して、英語の4技能(すなわち、読・書・聴・話)を伸ばすことが目的です。僕のクラスでは、最年少は16歳の女の子でした(もちろん20代、30代の生徒もいました)。授業も、基本的にみんなが楽しめるように工夫され、また、グループワークも多かったため、「和気あいあい」といった雰囲気でした。課題の量・質も、IAPほど大変ではなかったため、放課後遊びに出かけたり、夕食を一緒に食べたり、休日には観光に出かけることも多かったです。
 全体的なことにふれるならば、さすが昔はメルボルン大学のキャンパスだっただけあって、図書館などの設備が充実しています。ホームステイ、シェアハウスの情報も手に入り、そういったサポート面もしっかりしています。また、生徒のnationalityの多様さも魅力の一つです。語学学校の中には、一部の国の人が極端に集中しているところもあるようですが、ホーソン英語学校では、アジア、中東、南米など、いろいろな国の生徒と出会えます。
他の語学学校に行ったことがないので比較することはできませんが、少なくとも、生徒の英語力をアップさせる環境・先生はそろっています。あとは、生徒の努力次第です。
<語学学校の雰囲気を味わう>
今まで一度も語学留学をしたことがない人にとっては、いくら言葉で説明しても、想像するのはなかなか難しいことだと思います。そこで、日本に居ながら語学学校の雰囲気を味わえる方法を教えます。「テレビで留学~コロンビア大学中級英語講座」という番組です(NHK教育テレビ、毎週水曜日午後11:00 – 11:30)。英語圏の大学には、英語を母国語としない留学生(たとえば日本人)のために、英語学習の講座があるものです。つまり、大学の授業のプログラムとして、語学学校の授業があるようなものです。もちろん、国やコースなどによってプログラムの内容は異なります。しかし、この番組をご覧いただくことで、現地でいろいろな国の人と一緒に英語を学ぶとはどういうことか、語学学校の雰囲気は味わえると思います。
ただし、「中級」と書いてありますが、僕の印象としては、生徒のレベルはかなり高い方だと思います。字幕はもちろん、音声でも日本語は一切出てきません。そのため、この番組をご覧になって、「語学学校はこんなに難しいのか!私には無理だ!」とは思わないでください。テレビに出てくる生徒は、大学の試験をパスしているくらいですから、けっこう英語ができる人たちです。
<メルボルン大学大学院 Master of Applied Linguistics (TESOL)>
1)一年間で修士号取得が可能(修士論文を書く場合は一年半)、2)メルボルン大学の知名度、そして3)TOEFLのオリジナル・テスト製作にも携わったほどLanguage Testingの分野では世界的に有名なTim McNamara教授の存在。その他多くの魅力を兼ね備えたメル大・応用言語学科には、毎年世界中から多くの生徒が入学します(30歳前後、女性が多い)。特に、現役の英語教師が、さらなるスキルアップのために、ここで第二言語習得(SLA)、テスティングなどの理論を学びます。
僕は大学時代、文学部英文学科であったため、philologyを専門としていました。TESOL留学を考えている人の中には、僕と同じバックグラウンドをもっている方も多いかと思います。
philologyと比べると、応用言語学は、まったく新しい世界でした。警察の捜査にたとえるならば、philologyはコツコツ聞き込みをし、昔ながらの足でかせぐタイプ。一方、応用言語学は、DNA鑑定やプロファイリングなど、最新の科学技術を駆使し、犯人に迫るといえます。それもそのはず、言葉の現象を調べる時、今は科学的に実験をすることができますが、シェイクスピアの時代はそれができなかったため(言語学が生まれていなかったため)、現代の学者は、彼の作品から言葉の意味や用法を読み取るしかないのです。
ただ、これは片方がもう片方よりも優れているということを言いたいわけではありません。正直なところ、メルボルン大学の授業うんぬんというよりも、応用言語学という、まったく違う言語学の世界にふれたことが、僕の中で大きな財産であったといえます。しかし、そう思えるのも、メルボルン大学応用言語学科のプログラムがよかったからなのかもしれません。
 TESOL留学を考えている方は、理論的なことを学びたいのか、それとも実践的なことを学びたいのか、その点を最重要ポイントとして選ぶことをおすすめします(これはアメリカ型かイギリス型かということにも通じます)。たとえば、僕は友達の日本語学習者の協力のもと、彼らの日本語での会話を録音し、そのSpeech Level Shift(「です・ます」体から普通体への移行、もしくはその逆)を分析するという課題を行いました。大変だったけど、24年間の勉強の中で一番おもしろかった。そういうことが好きな人は理論向きだと思います。
<留学を通じて>
「あいつがいる所と思うと、行ったことなくても近くに感じる」
留学前、まだ留学すら考えていなかった頃のこと、ラジオ番組の中で、あるタレントさんがこう言っていました。留学を終えた今、この言葉は当時よりも深く、いまの僕に染み込みます。台湾と聞けばあいつの顔が思い浮かび、中国と聞けばあいつの顔が、韓国ならあいつ、ブラジルはあいつがいて、フランスはあいつがいて、サウジアラビアはあいつ… その国で事件が起これば心配し、うれしいニュースを聞けば心おどる。僕は台湾にも沖縄にも行ったことがないが、同じ日本の沖縄よりも、外国である台湾の方が近くに感じる。それはやはり、沖縄に知り合いはいないけれど、台湾ならあいつらがいるからだろうな。英語よりも学位よりも、こういうことの方が大事で、そして、これこそが留学の最大の魅力ではないでしょうか。
<おまけ-英語上達の近道>
留学をされる方の多くが、英語力、特に「英会話力」の向上を目的としているでしょう。僕自身もこの点で非常に苦労をしました。そこで、老婆心ながら、言語学の知識と僕自身の経験を踏まえ、簡単なアドバイスを申し上げたいと思います。
これは、具体的な勉強方法というよりも、心構えに近いです。英会話力を伸ばすには、次のことを意識してください。
● オーストラリアという世界・文化に思い切って飛び込む! 溶け込む! そうすれば相手は受け止めてくれる!
● だからといって、あなたの日本人としてのidentityが失われるわけではない!
● 文法力と会話力は別!
● 英語の読み書きに自信がある人は、そのプライドを捨てる!
非常に誤解を招きそうな表現ですが、僕が言いたかったことは、自分の中の「心の壁」をぶち破って、オーストラリアに体ごとあずけてしまえ!ということです。慣れない環境で、慣れない言語でコミュニケーションをとることは、貴重な経験であり、不思議な魅力を持っています。しかし同時に、とても怖いことです。たとえば、自分自身ですら知らない自分の一面をさらすこと。よく、「英語を話しているときの私は、日本語を話しているときよりも大胆になれる」と話す人がいます。そういう風に、まるで別の自分、違う自分への「変身」を好意的に受け止められる人は問題ではないのです。ほっといても上達します。
ところが、逆に戸惑ってしまい、本当の自分を出せない人、本当の自分を見失ってしまう人がいます。こういう人は、決して少なくありません。上のアドバイスは、主にこういう方へのメッセージです。「英会話の海」へ思い切って飛び込むこと。大丈夫です、最初は息苦しく感じるかもしれませんが、あなたはあなたです。たとえ英語を話していても。
 一説によると、「話す(hanasu)」の語源は「(気持ちを)放つ(hanatsu)」だと言われていますが、言葉と心の問題は密接にかかわっていると僕は思います。悩みを抱えているとき、誰かに打ち明けるだけで、心の重荷が取れた気がする。よく、子どもは「語学の天才」と形容され、自然と言葉を身につけてしまうといわれます。これは、脳の構造や認知的な側面から説明されることが多いのですが、心の問題もかかわっていると僕は思います。つまり、子どもはまだ自我が発達していない分、新しい環境に何の抵抗も感じずに溶け込める、だから外国語の習得がスムーズなのではないか。人間は、自我が発達する(大人になる)につれ、保守的になる生き物ですから。だから、子どものように、異文化に身も心も溶け込もうとすればいいのです。
また、その言葉の文法を知っている(読み書きができる)ことと、会話ができることは、別の能力です。僕もそうだったのですが、読み書きに自信のある人は、実際に留学して、相手の言っていることがわからない、自分の話すことが伝わらないことで、とてもショックを受けるかもしれません。でも、能力が違うのだから、これはしょうがないことです。極端な話、文法の知識がなくても、コミュニケーションはできます。逆の例を、日本語で考えてみればわかるでしょう。学生時代、作文が苦手ではありませんでしたか? 日本語を話せるのに、大学受験で現代文や小論文を勉強するのはなぜですか?
ただ、誤解しないでいただきたいのは、文法を身につけることも大事だということです。特に、大量の文献を読み、エッセイを書く大学院生は、会話力よりもむしろreading, writing(=文法)力の方がはるかに大事だと思います。
 以上のことを頭の片隅に入れて、英語の勉強に精進していただけたらなと思います。ただ、すごく極端なことを申し上げている、ということもご理解ください(そのあたりは、みなさんがむこうで生活するうちにお気づきになると思います)。
みなさんに実り多い留学が訪れますように。

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メルボルン大学スタディー・アブロード体験談
湯原悦子様
「10か月の留学を振り返って」
 NEW! 
 

あっという間に日が経ち、10ヶ月に及ぶ留学生活を終えることになりました。留学の経験を一言でいえば「有意義だった」になりますが、そこには困ったこと、悩んだこと、うれしかったこと、苦労した上での達成感などいろいろな感情が含まれています。
試行錯誤しつつ留学を終えることができた今、今後メルボルン大学で学ぶ予定の皆様に少しでも参考になればと思い、私の経験を書いてみたいと思います。特に、参考になるのは困ったこと、失敗したことだと思いますので、その点を特に詳しく書いてみます。
1.学習篇
 私が選択したのはCriminologyのGraduate Diploma、1年間のコースでした。Graduate Diplomaはすでに大学卒業の資格を持っている人が、もともとの専攻とは違う分野を学びたい場合を想定したコースです。2セメスターを通じて8単位を取得すると学位がもらえます。職場の関係で、1年間しか休みをとることができず、かつ最新の犯罪学を学びたかった私にとっては最適なコースでした。
メルボルン大学の犯罪学は評判がよく、教授陣も学術雑誌や主要なテキストに名を連ねている人が多くいました。学部の講義も理論からきっちり学ぶことができ、Diplomaの履修科目に指定されているものを一通学べば現在の犯罪学の概要をつかむことができます。
<困ったこと、失敗したこと>
・留学時期
オーストラリアの新学期は2月に始まります。新入生のオリエンテーションは2月中旬でした。私にとって、この半端な始まりが留学の大きなネックになりました。私の職場では長期留学を申請できる時期は4月か9月、2月からの留学は実質不可能でした。幸い職場の理解があり何とか2月に渡豪することができましたが、渡豪時期についてはあらかじめ職場とよく打ち合わせをしておいたほうがよいでしょう。
・希望していた科目が休講に
開講予定の科目、受けたいと思っていた教授の科目が必ず開講されるとは限りません。私の場合、最も受けたかった少年法関係の科目が先生の都合で今年度休講になったり、希望していた教授が病気でお休みされたりと、希望の科目を履修することができず、大変残念でした。もし「この科目、この教授の講義を」という思いがあるのなら、事前に大学と綿密な連絡をとることをおすすめします。
・英語力
日本にいたときから英語の学習は続けており、生活するには困らないレベルには達していたと思いますが、大学の講義ともなるとついていくのが精一杯です。私の専攻には日本人は一人もおらず、特に困ったのが2時間以内にエッセイを3本書くというテストでした。幸い留学も終わりに近づいた時だったため英語力もあがっており、チューターの先生の助けもあって何とかクリアすることができましたが、前期の試験だったら合格できなかったでしょう。とにかく英語はできて当然の世界です。留学生もローカルの学生と同じ基準で判断されます。書く力、読む力は特に大切です。皆さんが言われていることですが、日本にいる間に少しでも英語力をあげておくことが有意義な留学につながると思います。
・学習時間の配分
コースの学習は基本的に毎週講義とチュートリアルがあり、学期途中に2000~2500字のレポート提出、学期末に2時間のテストを受けるor 2000~2500字のレポートを提出するという流れでした。チュートリアルに出るためにはあらかじめ指定されたリーディングをこなさなければなりません。これがかなりの量で、現地学生にとっても難しい内容ですのでかなりの時間をとられます。
1セメスターに4科目をとるのが普通ですが、よほど英語力に問題がない場合を除き、留学生はアップアップになると思います。私は前期、すべての科目に全力投球していて破たんしかけました。後期からは自ら学びたい科目を絞って勉強するようになり、ペースもつかめてきたのですが、前期はやってもやっても終わらない課題に焦ってしまい、精神的にも大変でした。

2.生活編
私は来る前、メルボルンに知り合いが誰もおらず、かつ一人暮らしも初めてだったため、かなり不安でした。早く友達を作ろうと大学主催の行事やMeet Upという日本語と英語を学ぶ地域の集まりに顔を出し、寮でもなるべく自分から話しかけるようにするなど自分なりに努力をしました。正直、かなり疲れたのですが、その時にできた友達とはずっと交流が続き、遊びにいったりレポートをみてもらったりと多くの面で助けてもらったので、今思えば積極的に友達作りに動いたのはよかったのかもしれません。
留学で困ったとき、支えになるのはやはり現地の友達です。皆さんもできる限り多くの集まりに参加し、自分の世界を広げてみてください。新学期はみなオープンで友達を作るチャンスも多いです。
<困ったこと、失敗したこと>
・住居
 早く生活に慣れるためには初めに寮に入り、落ち着いた頃にアパートに引っ越して自炊をする、というのがよいのではないかと思い、はじめは寮に入りました。これが大きな失敗でした。というのも、学生アパートの契約はだいたい1年か半年で、新学期時点ですでに全てが埋まっており、途中からでは全然、空きがなかったのです。幸い、途中退去の方がいらっしゃって大学の隣のUniLodgeに入居することができましたが、大学に近いCollege Square やUniLodge は人気ですので、入居を考えている方は早目に申し込んでおかれたほうがよいでしょう。
 アパートに関しては家具付きのところに入る場合が多いと思います。入居前に家具の壊れはないか綿密にチェックしておき、細かいことでも気づいたことは書面にして大屋さんに提出し、コピーを手元にとっておいてください。その時、修繕費は誰が負担するのか確認することを忘れずに。私は入居後、しばらくしてタオルかけが壊れているのに気づき、修理をお願いしたところ、ネジで留めるだけなのに後で93ドルの自己負担を要求され驚きました。もとから壊れていたと主張したのですが証明ができず、悔しい思いをしました。その他、万一に備え、契約で定められた期間より前に退去する場合、どのような負担になるのかも確認しておくとよいと思います。
・契約関係
 これに関しては、「日本ほど安心な国はない」と痛感しています。私はこちらに来る前、契約は間違いがなくて当然、と思っていましたが、こちらに来てからはまず間違いがないか、眼を皿のようにして調べるようになりました。私の場合、振り返ると8か月の間で契約関係のトラブルが3回もあったのです。
初めに、2月から4月まで入居していた寮Graduate Houseでは敷金の清算額が間違っていました。次に、インターネットを契約した会社からはラップトップのモデムを注文したにも関わらず、デスクトップのモデムが届きました。この2つはクレームを入れたらすぐに対応してくれたのですが、両方とも謝罪はありませんでした。最後に、最も悩まされたのが電気会社です。会社が間違って私に2つのアカウント番号を発行したため、二カ月分の電気が未払いという記録が届きました。私からすぐにレシートを本社にコピーしたにも関わらず返事はなく、訂正までに少なくとも1か月はかかりました。そのほかにも払い戻しは銀行のチェックを送ると言ったのに送られてこないなど、事務手続にミスが続きました。
この結果から痛感したことは、何か買った時はかならずレシートをとっておくこと、契約を結ぶ時は細かい部分まで確認すること、記録をとっておくことです。最後に頼りになるのは自分の手元にある書類です。
・ インターネットの契約
最初に入居した寮(Graduate House)はインターネットの契約会社が決まっており、短期の契約も可能でしたが、次に移ったアパート(UniLodge)では契約会社を自分で探さねばならず、かつボーダフォン、オプタスなど手ごろなプランを提供している会社が「2年以上のビザを持っていないと契約はできない」という制限があり、会社選びと設置までかなり悩みました。日本とは違い、ダウンロード容量の制限がありますのでガンガン論文をダウンロードしていた私は月4000円のプランでは足りず、6000円のプランに途中で変更せざるを得ませんでした。また、高速モバイルの割にはスピードが遅いと感じました。ネットを日常的に使われる方はダウンロード制限とスピードをよく吟味のうえ、契約を検討されることをおすすめします。
・トラムの学割
一定期間滞在する学生の場合、トラムや電車を割引で乗ることができるのですが、知らなかったので割引なしの定期券を買ってしまいました。通学で公共交通機関を使う場合、学生証を入手したら割引定期券の購入もついでに調べておきましょう。

いろいろと書きましたが、これらの困難にも関わらず、受けた教育内容にはとても満足していますし、有意義でかけがえのない時を過ごすことができました。一定期間海外で暮らすことで、多くのことを学び、自分自身をも知ることができます。この先、留学される皆さん、どうか新しい世界へのチャレンジを楽しんで、すばらしい時をすごしてください。皆さんの成功を心より願っています。

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メルボルン大学スタディー・アブロード体験談
荒川 侑加様  2007.7-2007.11
(津田塾大学 学芸学部英文学科) 「留学体験記」
 

【留学の動機】
私が海外へ留学しようと思ったのは、大学三年になる年の春でした。通っている大学は一年間休学しました。留学をしようと思った理由は、語学研修で一ヶ月オーストラリアに滞在した際、優しい人々や豊かな自然がとても気に入り、「もっと長くここで暮らしてみたい、いろいろな人に出会い様々な経験をして成長したい、もっと英語を上達させたい」と思ったからです。
【なぜオーストラリアか】
留学する場所としてオーストラリアを選んだ主な理由は、先ほど書きましたように、①オーストラリアに一ヶ月滞在してみて、その雰囲気が好きになったこと、②比較的安全だと思ったこと(どこの国でも危険な地域はありますが・・・)、③留学の時期がよいこと、があります。大学にある国際センターの方に相談したところ、オーストラリアへの留学は2月に始まり、早くて年末に帰国できることから、帰国後就職活動を控えている人にとって、オーストラリア留学は時期的に都合が良いと教えていただきました。
【準備期間】
かくしてオーストラリアへの留学を決意した私は、大学探しとTOEFLの試験勉強を開始しました。結論から言いますと、TOEFLを三回受験しましたが、入学条件を満たすスコアは取れませんでした。一年間大学で勉強することが目標だったためその時は、「もう留学できないかもしれない」と思い落ち込みました。ですが、国際センターの方の助言で、「半年語学学校、半年大学」という道もあると知りました。また、学内でメルボルン大学の説明会があると聞き、そこでメルボルン・エデュケーション・センターの山下さんに出会いました。
【頼れる存在がいること】
私はメルボルン・エデュケーション・センターの山下さんにお会いするまで、大学を探したり、その大学の方とコンタクトをとる事を全て一人でしていました。ですが、手続きや現地生活についてサポートしてくださる方々に出会えた時、とても安心しました。その時に、今まで自分は一人で不安だったということに気付きました。ですから、これから留学を考えている皆さんにとってエデュケーション・センターは大変心強い存在になってくれると思います。
【DUELI(ディーキン大学付属語学学校)】
私は2007年2月から6月までDUELIで勉強しました。コースは、EAP2、EAP3、IELTSコースです。EAP(English for Academic Purposes)コースは大学で勉強する際に必要になってくるスキルを教えてくれるコースです。EAP3をクリアすると、ディーキン大学の学部進学が可能になります)。IELTSコースはその名の通りIELTS試験に備えるコースです。EAPコースは初めはとても難しく感じました。日本語のレポートの書き方と英語のそれとは全く形式が違っていたからです。私は当初、一年間を大学で勉強したいと思っていましたが、今は「語学学校で勉強の仕方を勉強してよかった」と思っています。
【友達】
また、語学学校の良い所は勉強面だけではありません。私は語学学校へ行っていた期間に、たくさんの人に出会い、たくさんの友達を作ることができました。語学学校の生徒は皆「英語を学んでいる」という共通点があるので、うまく英語が話せなくてもお互いの言わんとしていることを理解しようとしてくれます。またいろいろな国から来た人と友達になれるのも魅力的です。私のクラスには、中国、ベトナム、韓国、タイ、イラン、トルコ、インドネシアなどから来た生徒がいました。語学学校で出会った友達は、学校を卒業して大学へ行っても一緒に食事をしたり出かけたりできる大切な存在になりました。大学とは違って、語学学校では毎日顔を合わせて、長い時間を共に過ごすので友達を作りやすい環境だと思います。
【先生】
そして先生方の存在も忘れることはできません。私がお世話になった先生は4人でした。方法や態度など、4人の個性は異なれど、どの先生にも共通して言えることは、皆さん生徒のことを真剣に考えていてくれるということです。私は授業時間外に質問に行くことも多かったのですが、どの先生もいつも丁寧に答えてくれました。また語学学校の校長先生は気さくな方で、会うといつも声をかけてくれます。話をきいてくれたりアドバイスをくれます。
【ホームステイ】
私は語学学校から大学が始まってしばらく経つまで、ずっと同じホストファミリーにお世話になっていました。このホストファミリーに出会えて本当にラッキーだったと思います。ホストが4人、猫と犬が3匹ずつ、他の留学生が二人、と大変にぎやかな家族でした。夕飯は基本的に家族皆で食べます。他の留学生もいるという点も私には刺激的でした。本当に素敵な家族でしたが、半年間なにも問題がなかったわけではなく、ささいな事で悩んだこともありました。ホームステイをする時、多かれ少なかれ悩む事はあると思います。どういう事で悩むかは生徒それぞれ違っているだろうし、どのようなホストファミリーと暮らしているかでも違ってくると思います。ホームステイをする事の良い面と悪い面を考えて、それでもホームステイをしたいと思ったらそうすればいいし、家を出ていきたいと思ったなら、無理せずそうすれば良いと思います。
【留学を考えている皆さんへ】
留学、と一言で言っても、動機も目的も人それぞれです。人と比べる必要はありません。留学中は不安になることも焦ることも、後悔することもあると思います。でもそれだって無駄なことではなく貴重な経験です。悩んでも、それに対する正しい解答というものはないと思います。自分自身が納得できる道が答えだと思います。皆さんが留学を終えた時、辛かったことも嬉しかったことも、全部ひっくるめて「いい時間を過ごした!!」と思えるような、そんな留学にしてほしいです。

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メルボルン大学大学院体験談
小野寺 慶一様  2005.9-2007.12
(獨協大学外国語学部英語学科国際コミュニケーションコース卒)
「メルボルン大学大学院でグローバルメディアコミュニケーションを専攻」

2005年9月から2006年2月の間、メルボルン大学院進学を目指しホーソン語学学校へ。メルボルン大学院ではグローバルメディアコミュニケーションを専攻。2007年12月に大学院を卒業後、2008年4月から日本で就職。
ホーソン語学学校での体験談:
条件付き入学という枠でオーストラリアに渡り、限られた時間内で英語力を伸ばさなければならなかった境遇は、今思い起こしても相当なプレッシャーでした。私の志望していたコースに入学するためにはTOEFL(CBT)で237(Writing5.0)又はILETSで7.0(writing7.0)という比較的高いスコアーが必要であり、この数字も私にさらなるプレッシャーを与えていました。
ホーソンでの思い出はたくさんありますが、一番初めに思い浮かぶのは図書館です。留学雑誌等でたまに笑顔で「留学生活をエンジョイしています!」といった記事がありますが、あれはホントうそです。少なくとも大学・大学院を本気で目指して、命を削って勉強している留学生の顔は常に疲れています。私のホーソン語学学校での生活は、授業開始の1時間前に教室に来て勉強。授業が終わったらすぐに図書館に行き、図書館が閉館するまで勉強していました。ホーソン語学学校の図書館には様々な教材があり、これらは全て英語力向上に大変役に立ちました。市販で販売されている参考書の他に、先生方が作成した独自の教材等も図書館においてあり、やる教材がなくなるということはありませんでした。授業から知識を吸収するのはもちろんのこと、「授業以外でどれだけ効率良く勉強できたか」。これが進学を大きく左右するものであったと思います。
もちろん個人レベルでの努力も大切ですが、それをサポートしてくれる仲間も必要です。今考えると、こういった仲間の存在も、留学を成功に導く大きな要素だと思いますし、幸運にも私にはそれがありました。授業後、図書館に行く私の隣にはいつもタイ人と中国人のクラスメイトがいて、いつも3人で励ましあいながら勉強していました。また台湾人の友達何人かと放課後教室に残り、IELTSのスピーキングの練習などもしました。こういった環境に恵まれたからこそ、無事にスコアーを取得できたのだと思います。
ホーソン語学学校で大学院の準備をしようと考えている方々にお伝えしたいことは、現実は本当に甘くないということです。みんながみんな無事にスコアーを取得して、大学・大学院に進めるわけではありません。進学を諦めた人、他の大学へ変更した人など様々な人々がいます。共に勉強した私のクラスメイトや友達の中でも、最初に設定した目標通りに進学した人は全員ではありません。絶対的な個人の勉強量、そして共に励ましあえる仲間、これらがホーソン語学学校で無事にスコアーを取得する大事な要素だと思います。
メルボルン大学院について:
語学学校で試験にクリアーしなければならないというかなりのプレッシャーの中で勉強していた私は、「これ以上辛いことはないだろう」と考えていました。でもすぐに辛いことはやってきました。大学院における一年目は通常4科目を履修することになりますが、そのリーディングの量はハンパじゃないです。さらに課題の提出日が3科目くらい同じ日とかになると、朝6時まで手が震える中課題をやり続けることになります。留学生活の中では当然総合的な英語力が必要ですが、最低限卒業するという点からすると、読む力とアカデミックライティングと呼ばれる書く能力は特に重要です。これから大学・大学院に進学を考えている方には、今から英語の多読を心がけ、英語をたくさん読むことに慣れておくことを強くお勧めします。
私が卒業したグローバルメディア・コミュニケーションコースについて。一つの特色としては、他の学部・学科と比較して、留学生(特にアジア圏)が少ないことが挙げられます。ある程度の英語力(特にリスニング・スピーキング)がなければチュートリアル(主に学生同士での討論形式の授業)についていくのは非常に困難です。チュートリアルに対する貢献度が成績に反映される授業もありますので、積極的に発言していく態度が大切です。このコースに入る際の最低スコアが他の学部と比べて高いのも、この点が大きいと思います。また、クラスにおける人数も他のコースと比較して少なく、多くても20人前後くらいでした。比較的人数も多くはないので、講師も生徒一人一人の名前を覚えますし、何か質問・問題等があれば親身に相談にのってくれます。クラスの規模が100人を超えることがしばしばある他のコースと比べて、講師と生徒の距離が近いのも良い点であると思います。
メディアコースには様々な授業がありますが、どの授業にも共通していることが、理論とその応用だと思います。軸となる理論を習得した後、それを基に他の事象を多角的かつ批判的に分析することが重要です。またその軸となる理論も他の理論との関連性の中で、批判的に分析することが求められます。課題は主に、予め問題が講師によって作成された形式と自ら課題を発見・発展させていく二つの体系があります。特に後者の形式は非常に困難ですが、こういった形式は留学生ならではの視点を活かすことのできる場でもあります。私自身、オーストラリアにおける日本アニメという課題に取り組んだことがありましたが、非常に多くの発見がありました。このコースに在籍する講師は非常に多国籍で、私が履修した科目に限って言えば、ほとんどがオーストラリア人ではありませんでした。そのために、オーストラリアといった枠に囚われることなく、グローバルな視野でメディアに関する事象を考える機会が多く与えられます。
また一つの科目につき大体2・3回以上、その分野で実際働いている方々や研究で高い評価を得ている方々がゲスト講師として参加し、より現場からの又は専門化としての視点で講義をしています。ゲスト講師として参加される方々は、本当にその分野で著名な方々ばかりで、メルボルン大学の各業界との関連性を強く感じました。学生が実際に現場に見学に行く機会もあり、私の場合はジャーナリズム系の授業の一環で、ABCのテレビ局を見学する機会もありました。
最後に、大学院での生活は決して華々しいものではありません。セメスターを通じて膨大な量の文献を読み、常に課題に追われています。大学院での経験を通じて、もちろん英語力なども鍛えることができたと思いますが、それ以上に忍耐力などより根本的なものが鍛えられたのではないかと思います。留学においては英語力や専門分野に関する知識を身につけることも大事ですが、根本的な部分で人間的に成長できる良い機会であるということも忘れてはならないと思います。

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2006/8/22
学習院大学 文学部 日本語日本文学科4年在籍 
(2007年3月卒業予定) 泰永 彩子 様

私は2005年2月から7月にかけての20週間をホーソン英語学校で、7月末から11月末までのセカンドセメスターをメルボルン大学で学びました。 【ホーソン英語学校での20週間】
 初日のクラス分けテストの結果、EAP2からスタートしました。EAP2はIELTS準備クラスの前段階のクラスで、主にエッセイ構想→本文の書き方とプレゼンテーションを中心に授業が組まれていました。「カルチャーショック」「安楽死」をテーマにエッセイを書き、「体外受精」をテーマにプレゼンテーションをしました。
 コース入学5週目からはIELTS準備クラスに入りました。IELTSクラスはEAP2と比べてより実践的な試験対策クラスで、IELTS合格を目指してリーディング、リスニング、ライティング、スピーキング練習を大量にこなしていくように計画されていました。また、10週間のIELTSクラス期間中に4回の模擬試験があったので、定期的に自分の実力を測るとともに、本番を想定して試験に慣れることができました。

【メルボルン大学での1学期】
 メルボルン大学では言語学・応用言語学から2科目、オーストラリアンスタディーズから1科目を履修しました。
◇Language& Culture
Anthropological Linguistics分野で、社会・文化と言語との関わり合いについて学びました。授業では、文化が言語の中にどのように反映されているか、また文化が言語の中でどのような役割を果たしているかを、例えば親族名称、名づけ(人名)、ポライトネス表現、比喩表現などを考察しながら研究していきました。
◇Cross- Cultural Communication
授業では、異文化間での言語活動におけるさまざまな要素(ボディーランゲージ、イントネーション、ターンテイキング、ポライトネス、ディスコースなど)と、それらの分析方法論が扱われました。さらにこれらの要素が異文化間コミュニケーション、または異文化間ミスコミュニケーションにどう影響を与えるかについて、ケーススタディを通して見ていきました。
◇Australia Now
専門分野ではないのですが、せっかくオーストラリアに留学をしているので、この国のことについての知識を得るために履修しました。オーストラリアの歴史から始まり、国内の政治・社会問題、環境問題、近隣国との関係などについてさまざまなテーマが幅広く扱われました。
 ●良かったこと
 多文化・多言語が混在しているメルボルンは、言語や文化に対する人々の関心も高く、資料やデータの収集がしやすい環境でした。また、メルボルン大学の図書館は本当に素晴らしい施設でした。蔵書の数が膨大なことはもちろん、ほぼ全ての資料が開架で実際に手にとることができるということに感激しました。また、図書館資料のコンピュータ検索システムで、電子ジャーナルまで検索・ダウンロードすることができるので、レポート執筆に必要な最新で有効な資料を十分に集めることができました。
 ●苦労したこと
1年生対象の2科目と2年生対象の1科目の、計3科目だけの履修で、日本の大学での授業時間割に比べると空き時間も多いので、当初は負担が少ないと思っていました。しかし、各授業で毎回出される膨大なリーディングをこなしていくために、空き時間はほぼ全て「自習時間」となりました。それでもなお、全てのリーディングを終わらせるのは大変で、しかも「読む」ことと「理解する」ことは別なので、たとえ読み終えたとしても十分に理解できていないため、チュートリアルでのディスカッションにはとても苦労しました。

【週末・休日の過ごし方】
 コースブレイクなどのまとまった休暇には、友人を訪ねてシドニー・キャンベラに旅行に行ったり、友人同士でグレートオーシャンロードに旅行に行ったりしました。メルボルンでは一年を通して、文化的で国際的なイベントが数々行われているので、普段の週末も国際映画祭、ファッションフェスティバル、メルボルンカップ、野外映画祭などに足を運んでいました。また、私がメルボルンでの暮らしの中で大好きだったのは、街中にある庭や公園でいつでもくつろげることと、世界中から集まった多彩な食文化を楽しめることです。週1回はレストランで、インド料理、タイ料理、中華料理、韓国料理、ベトナム料理、ギリシャ料理、イタリア料理などを食べることが私の趣味の一つになっていました。

【最後に】
 留学前から、オーストラリアで日本語教師になることが私の夢でした。今回の留学でメルボルンが大好きになり、将来はメルボルンのハイスクールで教員になって、現地の子ども達に日本語を教えたいと強く思うようになりました。単なる夢だったものから、具体的な目標が見えてきたという点でも、この留学は私にとって非常に有意義なものとなりました。今はその目標に向かってまたがんばっているところです。

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2006/5/22
メルボルン大学附属ホーソン英語学校と
メルボルン大学のExtension Study Abroad プログラムに参加して
榊 麻希さん
(津田塾大学 学芸学部 国際関係学科 2007年3月卒業予定)

私は2005年2月~12月の間、 オーストラリアのメルボルンにある、メルボルン大学附属ホーソン英語学校とメルボルン大学で勉強していました。 留学をしようと思ってから一年半位、実際に準備を始めてからは半年ちょっとで、旅立ちました。
英語の点数がどうしても足りなかった為(日本であまり勉強していなかったのもあったのですが)、最初は語学学校で5ヶ月間勉強することとなりました。5ヶ月間後、もしTOEFL かIELTSで点数が取れなければ、どこにも行けないな、と思いつつ、それでも私の前に行っていた先輩二人が、無事メルボルン大学に行っているので大丈夫だろう、と楽観的に構えて留学生活を始めたのを覚えています。
さて、着いてから一ヶ月は本当に目まぐるしい毎日でした。ホストマザーの英語の洪水に飲み込まれ、語学学校で英語漬けになり、何より自分の意見を言うのが苦手な私にはひどく早く過ぎていきました。
一ヵ月後からは徐々に色んなものに慣れ始め、5月まではちょこちょこTOEFLを受けながら過ごしていました。中々点数が上がらず、勉強面では不安があったものの、映画を見に行ったり、友達と授業をサボってビーチに行ったり、思い切り楽しんでいた記憶があります。 
5月、IELTSクラスに入ってから、先生から「一日Listening, Writing, Reading, Speakingを2時間+自分の苦手なところを2時間、それでもIELTSクラスを終えた後、自分のIELTSスコアが飛躍的に伸びるなんて思わないで下さい」といわれ、テストまであと1ヶ月、と今更ながら焦り始めました。
6月のTOEFLとIELTSまでは、朝4時~6時に起きて、夜10時までに就寝し、宿題をこなしたり、日本から持参したTOEFL用の問題集をやったりしていました。それでも息抜きは忘れず、テストの1週間前でも、映画を見に行ったりしていました。
結果、無事TOEFLでもIELTSでも点数を取ることができ、メルボルン大学での勉強が始まりました。
取った科目は3科目。ESL2とProgram based Communication, Introduction to Indigenous Culture.大学の勉強は色々と大変でした。Lectureは聞き取れるものの、生徒の発言がまったくわからず、結局その点では最後まで苦労しました。
期間も短く、慣れてきたところで学期が終わって帰ってきてしまったので、私の英語はまだまだ足りない、というのを痛感したのが大学でした。
9ヶ月間で帰ってきてしまいましたが、私にとって、もうMelbourneは第二の故郷です。向こうで、本当に沢山の事を学び、友人を得ることができました。
今、留学を考えている皆さんには、思い切って兎に角行ってみることをおススメします。行けば、何とかなるものです。
皆さん、頑張ってください!

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2005/10/31
留学体験記 日本女子大学 新谷 真由さん
2004年2月~2004年12月
メルボルン大学Faculty of Artsに所属

【はじめに】
 私は、メルボルン大学にStudy Abroadとして2学期間(約10ヶ月)在籍しました。留学の目的は、もちろん英語力を高めるということもありますが、何より大学で専攻している言語学に関連して、実生活でも異文化間コミュニケーションを体験し、そして学問としても同時にそれを学び、深めること。事実、多文化・多民族が混在しているというメルボルンの性質と、最新の動きを取り入れた豊富な言語学の科目のラインナップが、メルボルン大学を留学先に決めた大きな理由でした。
 「ずっと夢だった留学」であるという自分へのプレッシャーに加えて、それまでに私の在籍する日本女子大学からの派遣実績がなかった協定大学だということもあり不安は大きく、出発前はこの10ヶ月というのが長くも短くも感じられたものでした。実際はというと、(予想通り)瞬く間に過ぎてしまいましたが、その内容はとても濃く、今までの人生の中で最も存在感があり、そして、毎日が夢のように楽しく実り多き10ヶ月間だったと感じています。

【メルボルンの街】
 まず、私はすぐにメルボルンという街の虜になりました。街全体の雰囲気がのんびりしているし、何より、人々がオープンで、とてもフレンドリー。そしてこれ以上ない程に多文化・多民族が混在していて、レストランや雑貨店、人々とのコンタクトを通して日常的に多種多様な世界に触れることができました。また、それ故自分がアウトサイダーだと感じなくなるまでに時間がかからなかったことも、快適な暮らしの一役を担っていたのかもしれません。

【滞在環境】
 私は、大学から徒歩10分程のところに位置するCollege Squareという施設に滞在していました。College Squareは、主に学生が多く住む巨大アパート郡という感じで、メルボルン大学の留学生をはじめ、大変多くの学生が住んでいます。Residential College(寮)とは違い、バス・トイレ・キッチンなどはすべて個々の部屋に配置されていますが、普通のフラットとも違ってReceptionやAdminがあり、旅行やイベント、習い事などの企画も多くあったので、勉強と遊び、独立と社交のバランスが取れた生活を送ることができたと思います。部屋は、二人部屋を利用し、Semester 1ではアメリカ人、Semester 2ではイギリス人とシェアをしていました。また、ここのイベント等を通して知り合った友人たちと、頻繁に持ち寄りパーティを開くなど、広い交友関係を築くことができたのも、よかったと思います。

【大学での授業】
 大学での授業もまた、私を夢中にさせてくれました。私の専攻は言語学で、特に、社会言語学や、異文化コミュニケーションなど、言語文化の比較や交流に大きく関係することに興味が集中しているため、バラエティー溢れるクラスメイトたちと共にこれらの学問に取り組めたことが、何よりの醍醐味でした。勿論、初めは言語や授業形態に慣れずに苦労しましたが、言語差のハンデを乗り越えられるよう、課題の集中する期間には日付をまたいで図書館に残って勉強することも多々あり、その結果学問の範囲内外を問わず興味・理解がとても深まったと思います。また、科目によっては日本の文化や言語が例として挙げられることが頻繁にあり、少人数のチュートリアルになると、まるで私が日本人を代表しているかの如く感じながら発言したり、ディスカッションに参加したりしました。それまでは言語学を学ぶ上で英語をターゲットにすることが多かったのですが、このような環境においては、日本語について書かれた論文や資料を探す機会が以前に比べかなり多かったことが印象に残っています。言語学でもそうですが、時々覗いていた歴史の授業でも、違った視点で日本やアジアを見ることができて、勉強になりました。
<履修科目:Semester 1>
l Language and Identity(Applied Linguistics)
いかに言語がアイデンティティーを表すか、また、形成するかを探る。様々な理論・アプローチや方法論を中心に、gender, sexuality, racism, ”otherness”なども扱い、いかに言語・談話が、アイデンティティーの複雑な現象に関係しているかを、自身と関連させながらクリティカルに分析しました。
l Varieties of Human Experience (Anthropology)
文化人類学の序章。“他文化”“他者”を理解・評価することは可能なのか、また、それはどのような範囲条件で可能となるのかを追求する。アフリカやヨーロッパ、インド、南米などを含む幅広い様々なコンテキストの研究データを用い、世界には多種多様なリアリティーが存在することを学ぶとともに、レクチャーでは一貫して、ethnocentrism批判とcultural relativismが強調されていました。Anthropologyは初めてでしたが、かなり興味をひく内容でした。
l Migrant Nation: Culture and Identity (Australian Study)
オーストラリアにおける多文化主義、移民問題をクリティカルに考え、その複雑な本質に迫る。歴史や政治、移民文化、アイデンティティーなどを分析する内容でした。馴染みが薄い分野だったので苦労しましたが、オーストラリアの目に見えない部分を知る良い機会になりました。
l Advanced ESL1
語学研修を受けずに留学生活を始めたこともあり、ESLのクラスも取りました。大学で必要な英語の基本スキルを、オーストラリア史のテキストを通して学びました。
<履修科目:Semester 2>
l Conflict, Culture and Language (Applied Linguistics and Psychology)
民族間の政治や異文化間の対立関係を理解しながら、理論的に対立・文化・言語の関係を考察する内容。異文化間の対立・論争を解決する技能を身につけるという実践的な面もあり、かなり斬新な印象を受けました。また、様々な分野で活躍する方々による講義の時間が毎回あり、視野が広がりました。
l Cross-Cultural Communication (Applied Linguistics)
異文化間コミュニケーションの問題の原因となる難点や誤解を中心に、コミュニケーションの構成要素や、それらが世界の文化の広がりの中でどのように違っているかを、言語学の理論とともに考察する内容。1年生も受講可能な科目だったのでわかりやすく、レクチャーもいつも面白かったです。多くの文化圏のケーススタディを取り扱いました。
l First Language Acquisition (Applied Linguistics)
第一言語習得に関する主要な問題をカバー。チュートリアルでは、効果的な子供の言語発達のアセスメント方法を考え、課題では実際に幼児のいる家庭を訪問して親子の会話を録画・分析するなど、実践的な内容も多くありました。英語を母語としない私にとっては、「感覚」が働かずに苦労する場面もありましたが、とても刺激になりました。
l Second Language Learning and Teaching (Applied Linguistics)
第二言語習得に関する様々な理論・仮説を考察する内容。既に教師職に就いている学生も結構いて、レベルの高いクラスでした。かなり多くの理論を扱いましたが、それでも自身の英語学習・習得過程と照らし合わせたり、実際に日本語の授業を見学してレポートとしてまとめたりできて良かったです。

【日常生活】
授業以外、つまり日常生活においても、多様なバックグラウンドを持つ友人達と人生や社会問題、文化などについて語り合ったことを通じて、日本人としての自分を意識するようになりました。そして、良い面、悪い面を含めて、日本や日本人を客観的に見直すとても良い機会になったと思います。これは海外生活経験のある方の多くが体験することだと思いますが、これからの国際社会の一端を担っていく者として、多角的な視点を養う上でも重要な感覚だと私は考えます。
 休日の過ごし方として、学校の課題が忙しくない時は、映画を観たり、ショッピングやホームパーティ、クラブに行くこともあれば、近くまでドライブや日帰り旅行(Great Ocean Road, Fillip Island, Grampians, Geelongなど)に行ったりすることが多かったです。長期休暇には、Central Australia, Cairns, New Zealandへ旅行にも行きました。

【クラブ活動】
 その他に私が留学期間中に取り組んだことの一つに、Japanese Clubでのクラブ活動があります。メルボルン大学には日本人の学生はあまり在籍していませんが、日本語や日本文化の人気はとても高く、それらに興味のある学生のためのイベントを行うこのクラブで、私は唯一の日本人幹部生としてクラブの運営に携わりました。メルボルンで英語を学んでいる日本人学生とのlanguage exchange sessionや、生け花・映画などの文化体験、日本食レストランでのバンケットなど、多くのイベントを企画・準備・開催し、私自身も皆と一緒に楽しむことが出来ました。
 
【おわりに】
 近年比較的一般的となってきた海外留学ですが、同時にその目的や方法、障害というのも多様化し、全く人それぞれです。私自身、高校生の頃から留学を志すようになって以来、色々な選択肢の間を行ったり来たりしながらメルボルン大学への1年留学という道を選びました。それからの勉強を含めた準備や、TOEFL/IELTSでの合格点獲得、反対する両親の説得など、苦労した点もかなりありましたが、それを乗り越えたが故にそのチャンスを最大限に生かそうと思えたし、時にはそれが原動力になることもありました。もっとも、今、振り返ってみると、何よりの収穫は世界中に広がった友人関係のように思います。現在留学を考えている方も少なくないと思います。留学したいという強い意思と明確な目的意識があれば、困難でも頑張る価値は十分にあると思いますので、是非挑戦してみて下さい。
 最後に、この留学実現を助けてくださった方々への感謝の気持ちを忘れることはできません。もちろん、自分の意思で、それも両親の反対を押し切って決めた留学ですし、できることはすべて自分でやってきたつもりではいます。しかし、MUP日本オフィスの山下さんをはじめ、両大学の職員や関係者の方々、家族や応援してくれた友人など、多くの方の助けと支えがなければこの留学が実現しなかったことは言うまでもありません。お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

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2005/10/31
留学体験記 一橋大学法学部4年 丸野 梨絵さん
2004年7月~2005年1月
メルボルン大学Faculty of Artsに所属

留学体験記
一橋大学法学部4年 丸野梨絵
2004年7月~2005年1月
メルボルン大学Faculty of Artsに所属

【留学開始】
2004年7月18日、早朝。私は、日本のはるか南、メルボルンへと降り立った。機内から見下ろす、朝日を浴びたメルボルンの街の美しさに心を奪われながら、これから始まる日々に胸躍らせていた。その後のメルボルンでの日々は、機内で抱いた期待感を裏切ることのない、いやそれ以上の大変充実した毎日であった。
空港を出た私は、大学側が用意してくれた空港送迎サービスを利用し、そのまま、私がこれから生活を送る寮へと向かった。

【寮での生活】
準備はなにもかも直前だったので、寮に入ろうと勢いで決めてしまった感があったが、この寮というチョイスが大変よかったと、振り返ってみて今思う。というのも、この移民社会のメルボルンにある大学とあって、数万人いる学生の国籍も実に多様である。そんな中、留学生ともなると、行動を供にするのも留学生同士が多くなりがちである。しかし、私が入った寮(Queen’s College)の住民のほとんどは現地の学生であった。200人以上の学生がいる中で、留学生は本の少し。ここで、実に多くのオーストラリア人の友人を作ることができた。
寮に到着した時、子供のころ絵本の世界で見たお城のような外観を目にし、こんな所に住めるなんて、と感動したのを覚えている。しかし、周りを飛びかっていた英語の聞き慣れないイントネーションとその早さに驚き、一気に、ここでは自分が外国人だということを思い知らされた。そんな中、寮のアドバイザーや、近くの部屋の住人など、実に多くの人々が、気さくに声をかけて、緊張を和らげてくれた。業務サイズのような大きな洗濯機で洋服を洗ったり、寮のホールにあるピアノを自由に弾かせてもらったり、ハリー・ポッターの世界のようなダイニングで食事をしたり。また、友人らとテレビドラマをみて盛り上がったり、パーティをしたりと、同年代のオーストラリア人の生活を体感できたことは、本当に貴重な経験だったと思う。
 
【大学での勉強】
そもそも私は、中学時代、アメリカへのホームステイを経験したことがきっかけとなり、留学を夢見てきた。自然と国際関係などに興味を抱くようになり、国際関係コースのある一橋大学法学部へ進学した。そして卒論研究として、東ティモールの地域研究を行なっていたのだが、実地的な研究の必要性を感じ、より一層留学への希望を大きくしていった。幸い、日本の民間財団より奨学金を受給することも決まり、留学先としてメルボルン大学を選んだ。というのも、オーストラリアは東ティモール問題の当事国でもあり、また、メルボルン大学は、アジア・太平洋地域の地域紛争の研究拠点としても功績をあげているからである。
大学内の授業は実にインテンシブなもので、全ての授業において、大教室でのレクチャーとは別に、少人数からなるチュートリアルが設けられていた。やはり、少人数ということで、自分の心構えもまた違ったものになり、予習や授業の準備にも力が入る。数多く課されるレポート、授業中のプレゼンテーション、さらに事前の読書課題など、今振り返ってみると大変な量の学習を課されていたようにも思うが、当時、そこまで負担に感じなかったのは、一つ一つ丁寧に、チューターがサポートをしてくれたり、課題の相談に乗ってくれたりしたからだと思う。
授業の内容も、実に多岐にわたっており、日本ではどの大学だろうとも見つけられないような、限定的な専門授業なども開講されており、東ティモールという小さな国の研究をする私にとって大変ありがたかった。また、図書館の充実度は群を抜いており、帰国の際には、日本での卒論作成のための、膨大な量の資料を手にいれることができた。
メルボルン大学には様々な施設があり、パソコンルーム、スポーツジム、更には、多くのカフェやスーパーなど、大学の中だけでも生活を送れてしまえるほどの充実ぶりであった。私は、これら施設の素晴らしさは勿論のこと、何よりも、大学のその美しい景観に魅了されてしまった。ヨーロッパにいるかのような外装の建物に、あたり一面広がる芝生やたくさんの木々。授業の空き時間には、突き抜けるような青い空の下、芝生の上に寝転んで本を読む、なんていうのも、現地流の勉強スタイルであった。(もちろん、紫外線対策は侮れないのだけれども。)

【大学による留学生支援】
大学に関して更に特筆すべきは、留学生へのサポートの充実ぶりである。全体のオリエンテーションとは別に、個別にも、時間割の立て方や、自分のレベルにあわせた履修例の紹介、さらには日常生活の様々な悩みまで、じつに幅広く相談に乗ってくれた。このように、学業からプライベートにいたるまで、何らかの疑問や不安が生じたときは、必ず近くに助けとなってくれる存在があったということに、心から感謝したい。
また、メルボルン大学は、留学生を対象とした、旅行プログラムも多く提供していた。日帰り旅行から、半月ほどかけて大陸を一周するようなものまで、じつに多種多様な旅行プログラムが準備されていた。私はこれを利用して、学期の中休みに開催される、大陸中央部へのツアーに参加した。15,6人の留学生と共に、バスで11日間、メルボルンから大陸中央部を巡るツアーであった。国の中心に行くまでに丸々3日もかかってしまうところに、オーストラリアの広大さを感じ、また、窓の外の次々と移り行く美しい景色に、感動しっぱなしであった。 ウルル(エアーズ・ロック)を始めとする中央部の国立公園を数多く巡り、一日に2つの渓谷のトレッキングなど、かなりタフなツアーでもあったが、キングスキャニオンから眺め見る、ただひたすら広がる赤い台地に沈み行く太陽は圧巻であった。またこの旅の大部分を、夜は文字通りの野宿で過ごした。たまたま新月の時期で、月明かりさえない真っ暗闇の中、人工的な音が何も聞こえない静寂の世界で、目に入るのはただ満天の星だけ。あたかも自分が宇宙空間に解き放たれたかのようなこの感動は、一生忘れ得ないだろう。また、この旅の途中、誕生日を迎えた私を、メンバーがサプライズで祝ってくれた。そういう仲間達に出会えたことも、かけがえない思い出である。(このような、自分で計画すればかなりの金額になる大陸中央部への旅行を、しかもかなり充実したプランで廉価で行けたことなど、留学前には予想していなかった大変嬉しいプログラムであった。)

【留学を終えて】
私は、このように、大変恵まれた環境の下、本来の目的の勉学はもちろんのこと、生活そのものも、実に有意義な日々を送ることができた。学期が終了した後の長期休暇には、オーストラリアでできた親友とともに、アパートをシェアして生活したことも、新しい体験であった。毎晩、お互いの自国の料理を一品ずつ作って食べたり、友達をよんでパーティを催したり、日本食を披露して喜ばれたり、そんなちょっとしたメルボルンでの日常が、今は大変懐かしく感じる。
最後に、留学を考えている人への、私なりのアドバイスを述べておきたい。留学中、私が感じた最も大切なことといったら、何事にも積極的になることだろう。少しの恥ずかしさなど捨て払い、思い切り多くの場所に出向き、多くの人と交流して、様々なことに挑戦する。そうやって人とのつながりを少しずつ形成していくことが、結局は自分の幅を広げてくれる。意外な交友関係が、予想もしなかったような成果を自分にもたらしてくれることもよくあった。大学の勉強も、チュートリアルなどの時間を最大限利用し、質問、発言をすると、得るものがますます多くなっていく。オーストラリアは、授業において、日本では少し躊躇してしまうような質問や発言に対しても、とても寛大であるように思う。であるから、疑問点などは必ず発言し、自分も授業の一員だということをしっかりとアピールすることが大切だと、強く感じた。
海外で暮らせば自然と英語力は身に付くなどという幻想を抱いたまま、漫然と暮らしていけば、英語力がなくても生きていける方法ばかりが身に付いてしまう気がする。この移民社会には、それぞれのイントネーションの英語があるのだから、何も怖気づくことなく自分から積極的にいろんな人と話す。そうすると英語力も飛躍的に伸び、自然と交友関係も広がり、充実した日々を送れることになるだろう。
メルボルンは本当に美しい街だ。勉強に疲れた時など、近くの公園へ散歩に出かけたり、トラム(路面電車)に乗ってビーチに行ったり、美術館で美しい芸術に触れたり、気分をリフレッシュさせる場所が沢山あった。こんな素晴らしい街で生活できたことをとても幸せに思う。こうして、いつも安心できるサポートを提供し続けて下さったメルボルン大学のスタッフの方々、留学前から何かと相談に乗っていただいた日本事務所の山下さんには、心から感謝したい。

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Akiさん 学習院大学4年生
ホーソン英語学校メルボルン校とメルボルン大学のExtension Year Abroadに参加して

アジア研究が盛んなオーストラリアにて、日本とは異なった視点からアジアを勉強するというのが今回の留学の目的でした。
まずホーソン英語学校では、大学生活に必要な英語力の向上を目指し、自分の弱かったライティングとリスニング能力を集中的に勉強しました。クラスメート達の勉強意識は高く、また学校には整った環境がそろっていたので、週に最低1枚はエッセーを書いて先生に添削をしてもらったり、図書館から教材を借りたりして、自分から積極的に勉強に励むことができました。
大学ではLanguage and Power in Asian Societies, Total War: Asia & the Pacific 1931-1945, Chinese, AESL 2の計4科目を履修しました。
Language&Powerは、インドネシア語・中国語・日本語・アラビア語を対象にして、それぞれの言語がどのようにその地域の社会、権力、アイデンティテイーを形成し影響しているのかを考察していく科目でした。アジア研究の科目なのですが、言語学に近い勉強をしているので、いままで勉強したことのない学問分野に手探りの状態で、履修した科目の中で一番苦労しました
Total warは、アジア・太平洋戦争を通して、この地域が政治・経済・社会・技術・人類にどのような変化をもたらしたのか、またこの戦争の原因や本質を探っていくのをテーマ。日本では論争的になりがちな太平洋戦争を、冷静に考察でき、新しい側面や知識を吸収でき、毎回の講義・チュートリアルが刺激的です。日本人が思っている以上に、この戦争の影響力はアジア・太平洋戦争においても多大であり、この科目を勉強する重要性を再認識させられました。
Chineseは、基礎と会話の2つの科目から成り立っているので、正確には1.5科目という数え方をします。中国語と日本語は漢字を共有していため、他の学生と違って漢字の書き取りの練習に費やす時間が少なくてすみ、中国語を通して中国の文化についても学べることもでき、楽しく勉強できました。ただ英語で中国を習うので、中国語・日本語・英語を頭の中で混乱してしまうことが難点でした。
AESL2は、英語を通してオーストラリアを学ぶもので、大学で勉強する基礎知識、オーストラリアの常識を学べるよい機会となりました。
12月に大学での授業や試験はすべて終わりましたが、その後メルボルン大学のスタッフから推薦され、ビクトリア州教育省主催の愛知万博で放映するプロモーションビデオに関するプロジェクトの企画に参加しました。プロジェクトの内容は、自身の体験をベースにビクトリア州での留学生活を日本人の目から紹介するというものであり、約1ヶ月かけて教育省や観光省や製作会社からのオーストラリア人と日本人で構成されるチームでビデオ製作に取り組みました。また実際に撮影では、ビクトリア州の名所に行くことができ、オーストラリアの自然の壮大さを改めて実感できました。
メルボルン大学では、アジアを研究対象にした言語学、歴史学、社会学の科目を履修し様々な学問分野から1つの研究対象に取り組むことで、アジアに関する幅広い知識と研究技術の習得ができました。またオーストラリア人だけでなく、世界各国からの留学生とともに勉学に励むことで、様々な文化についての理解も深めることができ、今回の留学はとても有意義なものとなりました。



長谷川麦さん(2005年津田塾大学卒業)
メルボルン大学附属ホーソン英語学校とメルボルン大学のExtension Year Abroad プログラムに参加
ホーソン英語学校メルボルン校では、まず10週間IELTS準備コースを受け、大学準備コースIAPを5週間取りました

IELTS準備コースは本当に役に立ちました。10週間後には、無事に6.5取ることができました。(Listeningは8でした!)
図書館も充実していて、Listeningの機材や問題集など授業外に自分で勉強できる環境も整っていました。先生方やスタッフの方々には適切なアドバイスをして頂いたり、親身に相談にのって頂いたり励まして頂いたりとても感謝しています。

IAPも同様に、大学に入ってから本当に役に立ちました。特に、エッセーの書き方(図書館の使い方から情報収集の仕方、様々な展開の仕方、パワーポイントを使ったプレゼンテーションまで)は大学に入学してからではとても大変だったと思います。
IAPで効率的な勉強の仕方を学んでいたお陰で、入学してからは履修した科目の勉強により集中することができました。

メルボルン大学での受講科目(選択科目)
・ AESL2
英語で授業を受けるのに必要なスキルを並行して身に付けたいと思い履修しました。エッセーの書き方やパワーポイントを使ったプレゼンテーションの仕方などをやりました。自分以外の留学生と知り合いになる良い機会でもありました。

・ Modern Literature
英米文学に興味があり、選択しました。週に一冊のスピードで進み、原書の他にテキストもあり、予習がとても大変でしたが他の学生と意見を交わしながら深く読み込むことができました。
・ Migrant Nation
多民族国家であるオーストラリアの移民の歴史や、移民政策、難民政策など現代の話題も多く含んだ内容でした。オーストラリアという国を様々な文化的背景を持つ人々の視点から見ることができました。
・ Current Issues in Education
私は、日本の大学で教職課程(中学高校英語)も履修していたのでFaculty of Educationの科目も取りたいと交渉した結果、取ることができました。

< Campus Life >
大学が始まると、授業の準備(特にreading)やエッセーの準備に追われる忙しい毎日でした。Tutorialでは、できるだけ発言ができるように質問や意見などを整理してメモ書きし、話に付いていけない時も準備したことだけは言おうというふうにしていました。
新学期ということもあり、新入生向けの様々なイベントがあり積極的に参加しました。交友関係を広げたり、新しい環境に慣れたりするのにとても役に立ちました。また、他学部の講義も公開されていたのでListening練習の目的と内容への興味からよく聞きに行っていました。
 大学での授業が1セメスターだけだったので、‘英語’を勉強するよりも‘英語’を使って専門的な内容を勉強することに専念したい、という気持ちがありました。
ホーソン語学学校でじっくり準備をしたことで、効率的に大学の授業に取り組めたと思います。

< leisure >
 休みの日や長期休暇を利用して、BrisbaneやTasmania, Alice Springs に旅行に行きました。Melbourneの近くにも素敵な場所や、様々なイベントが季節ごとにあり、できる限り足を運ぶようにしていました。
また、地域のボランティア活動にも参加しました。というのは、自分から地域とのつながりを見つけていかないとオーストラリアにいながら、語学学校・大学という世界だけになってしまうのはもったいないと思ったからです。

< share house >
最初の2週間はオーストラリア人の友人にお世話になり、その間にホーソンの掲示板で自分の条件(家賃、治安、シェアメイトは日本語話者以外、インターネットは使えるか、など)に合う物件を見つけ、実際に見学に行き決めました。
その結果、大学から40分位のCamberwellという場所にあるフラットで他大学院に通うタイ人の女性と一緒に暮らすことになりました。彼女とは気が合い、環境もとても良く帰国するまで引越しはしませんでした。
共通言語は英語で、何かあったときには助け合える環境でした。また、オーストラリアにいながらタイの文化にも触れることができて、Annとの共同生活は私の留学生活には欠かせない部分です。

最後に、誰一人として同じ経験をして帰国することはなく、誰もがその人にしかできなかったことを経験して帰ってきます。
これから留学を考えているみなさんも、自分色の留学生活を送ってください。その時に、何でも自分から求めることが大切だと思います。求めれば与えられ、待っているだけでは何も始まりません。
私自身のことを振り返ってみると、オーストラリアでの素晴らしい経験や、むこうで出会った友人たちは、自分が何かしら行動を起こしたからこそ得られたものだと思っています。その事実は、今の自分に自信を与えてくれ、そしてこれからもそうであり続けることでしょう。

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佐藤礼実さん

日本の高校を卒業後、ホーソン英語学校メルボルン校、トリニティー・カレッジのファーストトラック(短期集中コース)へ進学してから、メルボルン大学文学部を優秀な成績で2004年12月に卒業され帰国されました


2001年3月から4月にホーソン語学学校、同年5月から2002年2月までトリニティカレッジ、そして2002年2月から2004年12月までメルボルン大学文学部に正規留学をしました。そして大学卒業後、日本での就職のために帰国しました。

ホーソン語学学校に通ったのは5週間という短い期間でしたが、現地の生活に慣れるという意味でもいいスタートになったと思います。IAPのクラスではオーストラリア社会や文化に関する教材が多く使われ、オーストラリアに対する知識が深まりました。初めて欧米式の授業を受けるので緊張をしていましたが、先生方は皆親切で、クラスは質問しやすい雰囲気でもあり、楽しみながら授業を受けることができました。受身でなく自分から授業に参加するという姿勢も学びました。

トリニティカレッジでの勉強は予想以上に厳しいものでした。授業の宿題以外にも毎週、毎月と長文エッセイやレポートを含む様々な課題が出され、その締切りに追われる毎日で、いつも次の課題やテストのことが気にかかっていました。課題やテストでしっかり点数をとらないと容赦なく単位を落とされ、もちろん大学に進学をすることはできないので、無我夢中で課題に取り組んだことを覚えています。でもその一方で、トリニティカレッジの授業は本当に内容の濃い授業ばかりでした。特にメディアの授業では、今現在の世界情勢についてディスカッションをしたり、様々な企業の広告や売り出し戦略を分析をしたり、ナチスや中国文化革命時のプロパガンダについて学んだりなど、大学と同レベルの授業内容もありました。その他にも、EAPでは英文エッセイの正しい書き方や言い回しなどを詳しく習うとこができ、英語力は確実に上がったと思います。また、周りには大学進学という同じ目標を持った仲間がいるので、お互い励まし合いながら、忙しいけれど充実したトリニティ生活を過ごしました。

大学では、オーストラリアでの生活にもだいぶ慣れ、専攻する中国語を中心に自分の好きな科目を選んだので、以前よりも楽しみながら、余裕を持って授業に取り組む事ができたと思います。また現地の学生と一緒に授業を受けたり会話をしたりすることで留学生活の醍醐味も味わいました。メルボルン大学の教授も熱心な方ばかりで、特にチュートリアルの授業では生徒と対等の立場で意見の交換をしてくれました。しかし課題やテストに追われる毎日は変わりませんでした。トリニティカレッジ同様、課題やテストで一定基準の点数をとれないと単位はもらえず、しかもリーディングの量は増え内容も難しいので、毎日の予習復習は必須でした。

また、メルボルン大学の交換留学プログラムを通して上海の復旦大学にも半年間留学しました。オーストラリアとも日本とも違う社会に身を置くことで、また一段と世界が広がったように思います。

就職活動については、日本での就職を希望していたので、留学生採用枠などのある企業を中心にEメールで直接コンタクトをとりながら活動を進めました。そして7月の冬休みに一時帰国をした際、面接などを受け、内定をもらいました。日本での就職に関しては、やはり留学しているということで説明会や面接に出られなかったり、日本での就職活動についての情報が限られてしまったり、といった不利な点もありましたが、今は留学生を対象にした就職フェアや留学生採用枠のある企業も多くあるので、そういうものも有効活用するといいと思います。私の場合は、就職活動先を本当に自分の興味のある企業にしぼり、企業研究などを集中してやり、逆に留学していたことを強みにできるよう自分が留学を通して何を学んだか、考えたかなどを面接でしっかり話せるようにしました。

この約4年間の留学生活は、本当にあっという間で、しかしとても充実したものでした。オーストラリアは移民国家でもあり、メルボルンは留学生も多いので、世界中から来た人々と知り合うことができます。文化も言葉も違う様々な国や年代の人々と接することで、自分とは違う価値観を知り、またコミュニケーション上でお互いを理解しあうこと、思いやることの大切さなどを学びました。このメルボルンでの留学生活で得た知識や経験をこれからの生活でも役立てていきたいと思います。

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Y.Mさん(2004年 津田塾大学卒業)
メルボルン大学附属ホーソン英語学校とメルボルン大学のExtension Year Abroad プログラムに参加

(Study Abroad:目的)
 中・高時代から英語に興味をもっていましたが、本格的に留学という形を考えたのは大学に入ってから、英語を使ってプラスαを学びたいと思うようになってからです。
また、当時自分が大学で学び、考えていたことが、より幅広いフィールドではどのように受け止められるか、そして他の異なる考え方や視野にも出会いたいという思いから、メルボルン大学のStudy Abroadを目指しました。

メルボルン大学での受講科目(選択科目)
・ ESL 2
・ SPOKEN ENGLISH
-英語そのものの勉強には引き続き興味や必要性を感じていたので割合を減らさずに選択しました。

・ AUSTRALIAN STUDIES
・ EXPLORING AUSTRALIA
-地域研究という特化した分野に興味があり、日本の大学での勉強にも参考になると感じたので選択しました。AUSTRALIAの社会、政治、経済の基本的知識から、先住民族アボリジニー問題などの特化分野まで学習できました。

メルボルン大学のFaculty of Artsでは1000ぐらいの科目を提供しており、このように、Study Abroadでは、興味や目的に合った科目を自由に選べる点も良かったと思います。

(キャンパスライフ)
 日本の大学での生活とは異なり、毎日忙しい日々を送っていました。1講義につき、1tutorialのクラスがあり、常に自分の意見を持つことを求められました。もちろん辛いと思うことも多くありましたが、だからこそ一つの講義を深く学習できたと思います。
 また、多様な国から学生が集まっていますので、よい刺激になります。同じbackground を持つ日本人学生の友達も大変力強い味方となりますので、柔軟に交友関係を深められるといいと思います。

(余暇)
 通常のお休みは友達と出かけたり、一人でゆっくり散歩やカフェに行ったり気分転換しました。また、Vacationには必ず旅行に出かけていました。
大学の勉強ももちろん大事ですが、せっかくの機会ですし、active に行動することで、机上の勉強以外に学ぶことも多いと思います。また、
Study Abroad にはsemester break を使ってキャンプに行く科目もありますのでそういったfield work への参加はきっとよい経験になると思います。
(アドバイス)
 絶対これをしなければいけない、ということはないと思います。
人それぞれ目的は違いますし、がちがちに考えすぎて、あまりにストイックになっても自分に負担になってしまうことがあります。悩み事は友達でも、先生にでも相談すれば、以外にすぐに解決できることも多いです。心配しなくても、必ず何かを学ぶことができると思います。貴重な時間になるはずですので、心の整理をつけて、焦らずに楽しむことを忘れないでください。

まず、留学前の英語のスキルですが、2月の出発の約半年前(9月)に受けたTOEFLが179(コンピューターベース)でした。

ホーソン英語学校メルボルン校では、まず10週間IELTS準備コースを受け、大学入学前にIAP を5週間とりました。

IELTS のコースは、一般英語コースとはちがって、IELTS のスコア獲得対策といった感じで目的に合っていたと思います。ホーソン英語学校メルボルン校はIELTSのテストセンターという事もあり試験官の先生も多く効果的な授業展開でした。

特に、日本ではIELTS はあまりメジャーではないので、いきなり受験で勝負より、テストがどのようなもので、ポイントは何なのかを知るということはかなりメリットになると思います。また、周りの生徒も大学進学を目的としている生徒が多く、レベルも高いので、よい刺激になると思います。 エッセーなども個人的にみてくれて、お世話になりました。

IAP も同様、大学前にとっておいて良かったと思います。 IAPとは、Intensive Academic Preparationと言ってメルボルン大学から入学許可書をもらっていて英語力も大学入学の規準に達している人向けのブリッジングコースです。

特に、週一度大学の図書館で実際に本を探してエッセーを書くという事前経験は役に立ちました。また、実際に講義にも参加出来、入学してから迷っていては間に合わなかったと思います。日本とは違う勉強の仕方を心構えておけたことも学べたのは良かったです。このコース最後に30分間のプレゼンテーションがあります。

また、それ以上に、メルボルン大学の広いキャンパスの中で、どこに何があってどのように利用するのかを見たり知ったりできたことがよかったと思います。
最初は知っていてもいろいろ迷ったりしてとにかく時間がかかるものですから、なんとなくでも環境に慣れておくことでだいぶ精神的に楽だったと思います。

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北村優子さん
Faculty of Arts: 大学院 Master of Development Studies
在籍中(2004年現在)

<留学の理由>
 異文化・国際関係に元々興味があり、大学時代に国際学を専攻したことにより更に深く掘り下げて学びたいと思ったのが大学院進学を決めた理由です。留学先にオーストラリアを選んだのには幾つか理由があります。まず、渡豪したことが以前あり何となく国柄や雰囲気が分かっていていたこと、他には地理的な条件が良い事です。世界的に様々な場面で力を持っている国はアメリカやヨーロッパ諸国でしょう。オーストラリアの場合、母国である日本を客観的に見られるばかりではなく、ヨーロッパの国々、アメリカ、アフリカ、アジア諸国など一歩下がった場所から見ることが出来るのでとても魅力を感じました。そして、開発学に関しても政治的・経済的アプローチがまだまだ日本などでは主流なのに対して、メルボルン大学では人類学・環境学など違った分野を含んでいます。このような点から、メルボルン大学への留学を決めました。

<学生生活全般>
 現在はMaster of development studiesに在学中ですが、先セメスターではGraduate Certificateで開発学の基本的な知識を学びました。この期間は地元の学生や他の留学生と一緒に授業を受ける初めての経験となりました。まず、週ごとの決められたリーディングとレポートの提出があり毎日が時間との戦いでした。何か質問があればレクチャラーやチューターなどになるべく会いに行くようにしていました。生徒とレクチャラー・チューターとの関係は近く、自分から行動を起こせば授業以外にクラスメートからも多くの事を学ぶことが出来ました。言葉や学習面での問題がある場合には、サポートセンターがあり留学生を含めたすべての学生がアドバイスを受けることが出来ます。Graduate Certificateに在学期間は、知識を得る以上に大学生活に慣れる貴重な時間だったと思います。

 現在はマスターコースということもあり、課題・リサーチが多く自分で時間をどのようにマネージメントするかがとても大切になっています。まだまだ、慣れたとは言える状態ではなく戸惑うこともありますがレクチャラーやアドバイザーなど、大学生活全般をサポートしてくれる人や設備が整っているので快適な環境で勉学に励めています。

現在のコースでは、様々な国からの留学生や、経歴を持った人達が学んでいるのでとても貴重な時間・経験となっています。クラス自体も少人数なのでdevelopment projectsについての経験談なども聞けます。ディスカッションも活発なので(活発すぎるので)、受身になってしまい発言出来ずにいることがまだまだ多いです。少しずつ自分の考えを言えるようになる事が私の課題です。

<余暇>
 時間がある時には、友達と映画やカフェに出かけ息抜きをしています。課題が出ている時には図書館でクラスメートにエッセーをチェックしてもらう事や、トピックについてディスカッションをする事が週末の日課になっています。

<滞在>
現在はホームステイを大学の近くでしています。先セメスターの間は学生専用のアパートメントに住んでいましたが、ホームステイの方がオーストラリアの生活について知れると思ったので移りました。毎日ご飯を食べながら色々な話をしたり出来るのでとても楽しく生活しています。卒業までもう移動しないで住み着こうと思っています。
<アドバイス>
 留学をこれから考えている人に私がアドバイスをするとしたら、やはり「目的をしっかり持って」ということだと思います。大学生活の中で色々な壁にぶつかる事もあるでしょうし、異国の中での生活で息が詰まってしまうこともあると思います。このような場合に目的をしっかり持っていれば自分の中で大きな支えになってくれるのではないでしょうか。また、「友達」も一つのキーになると思います。私は、大学院入学前にIELTSを受験しなければならなかったので様々なプレッシャーがありました。そんな時に、一緒の目標に向かって頑張っていた友人は大きな力となってくれました。現在でも、一緒に笑ったり悩んだりしてくれる彼らは大切な宝です。

「留学」は人それぞれ違ったものですが、有意義に送れるかどうかは自分自身に掛かっていると思います。時には理想と違う事もあるでしょうが、理想に近づけるように頑張って欲しいと思います。私自身も頑張りたいと思います。

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A さん
教育学部 幼児教育専攻(4年間) 二年生課程

law campus留学を決心したきっかけは、高校2年の夏休みに短期間のホームステイプログラムに参加して、メルボルンを訪れたことです。幼い頃から海外での生活に憧れていて、いつかは留学したいと思っていました。

たった3週間と短いステイでしたが、心温かいホストファミリーとの出会いにより、もっと上手に英語を話せるようになりたいという気持ちが高まり、留学したいという意欲がより一層高まりました。高校2年の春休みにもう一度、ホストファミリーを訪ね、メルボルンに来た際に色々と考え、相談に乗ってもらったりして、メルボルンへ留学する決心がつきました。英語の先生がオーストラリア出身の方だったので、留学についての話し合いは何度となくしました。

高3の冬休みには、勉強する予定だった英語学校を見学に、またメルボルンを訪れました。高校卒業後すぐに、その英語学校へ入学し、2ヶ月ほど勉強した後、メルボルン大学のファンデーションコースを勉強することになりました。ファンデーションコースでは、必須科目(History of Ideas, ESL, Drama, Literature)の他、選択科目(Environment & Development, Math.1, Psychology)を勉強しました。やはり、英語は難しいので、日本にいる間にもっときっちり勉強しておけば…と、幾度となく思いました。 

私はオーストラリア人のボーイフレンドがいたのですが、初めての恋愛ということもあり、勉強との両立が大変でした。精神的にもかなり落ち込んでいたので、ファンデーションの一年間は、今振り返っても、二度と繰り返したくない悲惨なものです。それでもなんとか希望する道に進めたことは、辛抱強く、その中でもなんとか“勉強だけはちゃんとしないと”という気持ちがあったからです。

余暇の過ごし方は、大学へ入ってからは、ほとんど家で課題をやっているか、友達と過ごしたりしています。旅行はほとんど近場です。アデレード、バララット、ソレント、グランピヨン、グレートオーシャンロード、シドニー、パースといったところでしょうか。今は、学生用のアパートに一人で住んでいます。とても快適ですが、英語をほとんど使わないので(もちろん一人ぐらしなので…)、日常にもっと英語を使う目的で、ホームステイをしようかと考えているところです。

今後の予定は、大学を卒業するまでの間、できるだけ色々な事(資格取得、など)、将来のことを考えたりしながら、日本へ帰る予定なので、卒業後、ちゃんと職について色々と経験を積んでいきたいので、そのために色々な情報を集めたりしながら、準備したいと思っています。

留学したい人へのアドバイスは、“留学への目的をきちんと決めて、それに向かって、努力する強い気持ちを持って、何にでもチャレンジして自分を高めて、がんばって下さい。”ということです。

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寺本さん

(現在在籍)京都大学文学部アメリカ文学専攻(1997年4月入学)

メルボルン大学では2000年7月から2001年7月まで交換留学生として、Faculty of Artsに留学

(留学の理由)元から英語が好きで国際交流に興味があった。自分の大学に交換留学のシステムがあることは入学してすぐ知ったが、あまりまだ広まってはいなかった。3回生になり、そろそろ就職などの進路を考えなければ行けなくなったとき、就職して自由が利かなくなる前にどうしても留学したいと思い、交換留学を目指すようなった。ところが、1999年(自分が3回正の時)10月に次の年の第一期交換留学の募集があったときは、TOEFLの点数が大学の求める点数まで届かず、諦めなければならなくなった。それから半年英語の勉強をし、ようやくIELTSでいい点数が出たので申し込めることになった。

(留学前の準備)卒業後の進路、その指針となるもの

(英語力)TOEFL567(660満点) IELTS7.0 すぐ大学に行ったので英語学校には行かず

(留学生活全般)交換留学生といういってみれば気楽な身分で勉強していたものの、他の学生と同じように必死で勉強していた。一年の留学中、前期は英語と勉強と生活になれるのに必死で、あまり楽しむ暇もないほどだった。後期はもっと今此処でしかできないことをやろうと思い、授業数を3つに減らし、日本ではやったことのない新しいことに挑戦したり、クラブなどに参加して、友達を作る努力をした。まとめていうととても楽しく、非常にいい勉強になった。

(余暇)友達と会って食事。オーストラリア国内の旅行など。

(旅行)ビクトリア州内の観光地や国立公園など、タスマニア、セントラルオーストラリア、アデレード、パース、西オーストラリア海岸部ほぼ全般、ノーザンテリトリー

(滞在)ペイイングホームステイ。大学がホストファミリー斡旋業者を生徒に紹介してくれ、その業者が生徒を紹介。生徒にとっては、紹介料は最初に払うだけだが、ホストファミリーは毎月少しずつ業者に払っているらしい。ホストファミリーは、50台の夫婦のみ。他にひとり同じようにステイしている学生がいた。ホームステイは本当に各家庭によって様々なので、一概には言えないが、私の場合、自由になんでもさせてくれたのでよかった。但し、普通は半年くらいで変わるらしい。ホストがひどい場合、業者に委託すれば、新しいファミリーを捜してくれる。

(今後)現在5回生で、あと半年で卒業。そのあとはまだ未定。

(アドバイス)一般的に、交換留学生の方が気楽なので、交換留学生は生活その他を非常に楽しんでいるようである。ただ、素晴らしい機会というのは一般留学生にとっても交換留学生にとっても同じなので、どちらの場合も、勉強は頑張って、そのうえで楽しむことも忘れずにいい留学生活を送ってくれたらいいのにと思う。

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生駒 奈緒 さん
幼児教育学部

現在 在籍している学部名と専攻内容
>幼児教育学部。 専攻内容は、35日間の実習と、その他、知覚発達や、身体の成長における発育の相違、あるいはどのようにして、遊びを学びの要素として取り入れるかなど、あらゆる幼児教育に関するセオリーを、どのように実際の場で取り入れるかなどをまなんでいます。

留学を決意した時期ときっかけ。
>高校を卒業する一年前に、オーストラリアで幼児教育を学ぼうと思った。もともと幼児教育をしようと思っており、英語を交えて学べば、将来の幼児教育に有益だとおもった。

留学前に準備しておけば良かったと思う点。
>得にありません。私は行く前に、入念に、自らリサーチをしたし、どのようにしてメルボルン大学の幼児教育学科に入るなど、分かっていたし、英語の勉強も、受験の波に乗りつつ かなり勉強したので問題はありませんでした。

留学前の英語力。
>普通科高校の中で、上位30パーセント以内だとおもいます。英会話の学校は、趣味程度のもので、特に聞き取りや話すのがよかったわけではありません。しかし、NHKの英会話の練習など、できることはしました。 英会話のコースは、一年ほど、YMCAで少し日常会話をしたぐらいです。

ファウンデーションプログラムの内容。
>環境学、心理学、コンピューター、ドラマ、歴史と文学をしました。
自分で必要だと思う科目を選択して、その出来具合によって大学のどの教科が選択できるか決まります。

留学生かつ全般について。
>充実しています。

余暇の過ごし方
図書館に行ったり、音楽を聴いたり、パブにいったりします。

留学中に旅行した地域。
メルボルン郊外。イーストコースト。

今後の予定
>まだ決まっていませんが、もう一年幼児教育を終えたあとに、小学校教育のコースを受講しようかかんがえています。

これから留学する人へのアドバイス
>留学の目的を明確にしておいたほうがいいと思います。知り合いで、なんとなくきた人は、何も得ずに帰っていったケースが多いので。あと、留学の準備など、やりすぎることがないので、できる限りしておいたほうがいいと思います。たとえば、何を勉強するのか、何のビザがいるのか、また、どのぐらいの費用がかかるか、英語能力はどのくらい必要なのか。また、そのあと、どうするのかなど。(日本に帰るのか または滞在しつづけるのか。その場合、今から自分がやろうとしていることはその最終目的に 見合っているのかなど。) あと、希望を捨てないでください。私は行く前に、語学学校派遣会社の無料留学相談のカウンセラーの人から、語学学校からメルボルン大学に最終的に行くのは不可能なので、やめなさいといわれましたが、やればできるものです。 本当にやりたいのであれば、可能になります。 だから、明確な目的と、根気さえあれば何でもできるとおもいます。

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茶屋元 通代 さん
学部 Arts, 3rd year
専攻 Linguistics, Applied Linguistics, Sociolinguistics, English Language

留学を決心した時期と理由

●高校3年の後半(私立大学推薦受験のころ) 当時通っていた進学塾の塾長からすすめられました。英語しか取り柄がなかったので、留学を決心しました。(結構単純な動機であります)

留学前に準備しておけばよかったこと

● やはり英語の勉強です。しっかりやって来たつもりでしたが、オーストラリアについた当初は自分の英語力のなさに愕然としました。

語学学校 Hawthorn English Language Centre

● General English (4 weeks)
●IELTS Preparation Course (8 weeks)

ファウンデーションプログラムの内容

●Trinity Foudation Studies
●July intake (1998~1999)
●Subjects: English (Literature, Drama, EAP)
●History of Ideas
●Psychology
●Environment and Development
●Communication and Society
●Arts Facultyに入るために“スコア80”が要求されていましたので、一生懸命勉強しました。

留学生活全般について

● 国際的なスケールでの人脈作り

クラスメイトや留学中に知り合う人々は、日本では築き上げることの出来ない貴重な人脈です。ですから、短期間でもいいので留学をおすすめします。

余暇の過ごし方

●友人達と映画を見に行ったり、ショッピングをしたり、パブに行ったり、パーティーを開いたりして楽しんでいます。

●学期中はほぼ毎週日曜日に、大学で所属しているテニスクラブで試合があります。

滞在形式

●大学のキャンパス内にあるResidential Collegeに滞在中です。
個室で、3食付きです。150人の学生と12人のTutorが共同生活をしています。

今後の予定

● 卒業後、日本で就職を考えています。

留学中に旅行した地域

Sydney

● Sydney Opera House
●Sydney Harbor Bridge
● Blue Mountains
● Manly, Bondi Beaches
●Taronga Zoo
●Chinese Garden
●Sydney University etc.

Melbourne

● Ballarat (The Sovereign Hill)
●Phillip Island
●Geelong

これから留学する人へのアドバイス

● 多国籍、多文化のオーストラリアで、様々な人に出会い、異なる考え方や価値観の中で生活する経験は大変貴重です。視野が大いに広がることでしょう。

メルボルン大学のいいところ

●オーストラリア第二の大都市でありながら、緑あふれる素晴らしい環境の中で大学生活が送れます。
●伝統的な建物が心を落ち着かせてくれます。
●シティまでトラムで5~10分の距離です。交通の便がとてもよいです。
●International Office主催のイベントを通じて世界各国からの留学生と友達になれます。
●ESL Centre では、Non-English Speaking Backgroundの学生の為に、クオリティの高いESLサービスを提供しています。殿スタッフも丁寧で親身になってくれます。
●大学近くのライゴンストリートで授業の秋時間や放課後に、友人達とコーヒーを飲んでおしゃべりをしながら息抜きができます。
● 日本や日本語に関心のある人が多いので、Language Partner Programなどを通じて現地の学生と親しくなれます。

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